骨の髄まで私に尽くせ。

骨の髄まで私に尽くせ。

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主人公の藤田一樹とヒロインのさやかは学生時代の同級生。
そのころさやかはイジメられており、それをかばった藤田も巻き込まれてしまいます。
イジメグループが考えついた残酷な方法で処女を奪われてしまったさやかは、藤田の前から姿を消します。

 

藤田はその時やってしまったことを謝ろうとしたのですが、既にさやかはどこかに引っ越しており連絡すらできませんでした。

 

それから10数年の時が流れ、藤田は大学の先輩と結婚し娘も生まれました。
もうすぐ2人目も生まれる予定で幸せ絶頂と言ったところですが、藤谷は藤田なりの不満がありました。
それは娘ができてから妻に女を感じなくなってしまった事です。
妻に不満があるわけではないのですが(むしろ母としても妻としても完璧)、肝っ玉母ちゃんという感じで可愛さとか可憐さといった言葉とは完全に正反対なのです。

 

まだ20代の藤田にとってこの現実はかなりつらいものでした。
会社の上司にもそのことを愚痴ってもあと数年我慢しろと言われてしまう始末。
あと数年も待てるかと思っていた矢先、さやかと再会してしまいます。

 

さやかは大人になってすらっとした美人になっており、街ですれ違えば思わず振り返ってしまうほどです。
しかし、藤田にとってはそんな感情よりも謝罪したいという思いの方が強すぎました。
さやかを呼び止め土下座する藤田。

 

さやかの方も藤田のことはすぐにわかったようですが、さすがに街の中で土下座はきつすぎます。
しかし、後でわかることですが、この再開はさやかが仕組んだことのようです。
藤田の土下座にひるんだ様子を見せるさやかですが、その口元は嗤っていたのです。
悪意ある笑みってこういうのを言うんだろうな〜というくらい歪んでます。

 

そして、ここからはずっとさやかの仕掛ける罠に藤田ははまりっぱなしです。
帰ろうとする藤田を引き留めて、キスさせてあげたり。
ディナーに誘ってその帰りに「この後どうする?」なんて聞いてみたり(もちろんこの後はホテルへ直行)

 

全てさやかの思惑通りに進んでいるのですが、さやかが唯一気に入らないのは藤田の煮え切らない態度です。
さやかがどれだけ尽くしても藤田はどうも家族のことが頭から離れないようです。
その証拠にホテルに行くときは、さりげなく指輪を外したり、娘が熱を出したと聞くとさやかを放って家に帰ったり。

 

全て捧げて尽くすつもりだったさやかからすれば面白くないでしょうね。
そこで、さやかが取った行動は自傷行為で藤田の気を引くというものでした。
さすがに焦る藤田ですが、繰り返される自傷行為に呆れて本気でさやかから去っていきます。

 

それを見たさやかは「一生賭けて復讐してやる!」とまで宣言します。
こうして「骨の髄まで私に尽くせ」は終わりのない泥沼にはまっていきます。。。